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2019-06-4
★1961 TRIUMPH T120 Bonneville エンジン修理 Vol.1
エンジン不動にて入庫しましたトラです。
走行中にエンジンノイズが大きくなり突然の
エンジンストール。
スクランブルでレッカー出動です。。
エンジンはかかりませんので状況判断でエンジン本体に
間違いないとして、エンジン回りをチェックしていきますと・・・
原因は吸気側プッシュロッドの曲がりです。先端が砕けた状態になり
収まるべき場所から外れてしまい一気に曲がってしまいました。
プッシュロッドは強化型に交換します。
さらに各部を確認のため分解点検したところ、なんとシリンダーヘッドにクラックを
発見しました。
こちらのクラックは外注にて加工修理になります。
他に交換パーツはバルブ、バルブガイド、バルブスプリング、タペットアジャスターとなります。
約60年前の車両になりますので、長年使用に耐えた金属疲労もあります。
さらに当時と走行速度も大きく違いますし、ガソリンもオイルもタイヤも違います。
色々と使用条件は変わりますが、オリジナルを保ちつつ今後50年乗れるように整備していきます!!
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